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お店で買えないほんとうにおいしいものを食べた夜

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Byほんたべ

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全て国産の飼料を食べている山形村短角牛のサーロイン。
黒毛と違って赤身だけどアミノ酸含有量が高くてうまみが強い。
しみじみとからだにしみわたり、自分の血と肉となる気がするお肉。

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それを炭焼きしております。手前にあるのが脂身。
この脂身がそりゃもう甘くてサクサクしておいしくて、
黒毛のサシなんか遠くどこかに吹っ飛んでしまうほど。

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焼いたお肉はわさびでいただきます。
お肉が柔らかくて肉汁も楽しめるちょうどいい焼き加減。いい色合い。



2013年10月『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』
2014年3月『まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品』
2014年7月『ほんとうにおいしいものはお店で買えない』

2013年に書いた一本の企画書が、3冊の本になったです。

「そろそろ3冊分、出版お祝いの会をしませんか?
ほんとうにおいしいお店で売っていないものを、
みなさんに食べていただいてはどうですか?」つーことで、
おともだちが出版お祝いの会を企画してくださいました。

せっかくおいしいものを食べていただくのだから、
野菜やコメ、肉ももちろん、きちんと素性がわかるもの、
調味料も無添加で伝統的な製法で作られているものを使って
お料理してくれるお店がいいな。果たしてそんなお店があるだろうか。

実はあるのだ。広尾に。
日本料理店「山藤」http://www.yamafuji.net/

このお店では、某D社が取り扱っている山形村短角牛を始め、
NON-GMO飼料を食べてる黒豚(系)やシャモを、
野菜は小金井の契約農家の野菜を使っている。
(端境期など一部違う場合もあり)

「どうだ! 驚いたか!」的な昨今流行の創作料理ではなくて、
おうちで食べるようなあたりまえの料理をきちんと作っている。
その味はしみじみとおいしく、からだに染み入るような料理で
「プロがきっちり作る最高の素材を使った家庭料理」って感じだ。

『ほんとうにおいしいものはお店で買えない』に書いた
ほんとうにおいしいものをできるだけ集めて料理してもらい
それを食べてしあわせな気持ちになってもらいたい。

そんなわたくしのわがままを全て聞き入れてくださり、
企画してくれたおともだちと山藤スタッフの尽力で
そのような会を開催することができたのだった。

皆様、わがまま言ってすんません。ありがとうございました。

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仙台黒豚会のNON-GMO飼料食べてる黒豚系ばら肉の炭火焼き。
サンチュでくるんでねって言われたけどそのまま食べちゃった。
脂が甘くておいしかったー。豚の脂がこんなにおいしいなんて! 

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銀だら西京焼き。魚の焼いたのっておいしいよねえ。。。。
ごはんがガシガシ食べたくなっちゃう。

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料理研究家・井上穹子さんのオリジナルレシピによるコロッケ。
ちっちゃめに揚げてあるのでいくつでも口に放り込めちゃって、
サクサクですごーくおいしいの。

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小金井の農家から朝採れ野菜のサラダ。「ただの野菜なのにおいしいねー」
って言ってる人がいた。最高のほめ言葉だなあと思いながら聞いたです。

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NON-GMO飼料(飼料米も食べてる)平飼い養鶏の卵を使った玉子焼き。
あまーい玉子焼きって家で作るの難しいけど大好き。
配合飼料のニオイがしなくてほんとに素直な卵の味が楽しめました。



さてわたくし、出版時も現在も、無名の著者である。
そもそも出版なんて有名になってからオファーが来るものだと思うので、
売れ行きも「無名の著者で出版社の方すみません」って感じだ。

そんな人間が出版お祝いの会なんてこっ恥ずかしいと思っていたが、
まあ確かにこっ恥ずかしかったのだが、
お世話になった方、応援してくれた方、友人に祝福されて
大変すばらしい3時間を過ごすことができた。

参加していただいた方においしいものを食べてしあわせになってもらうどころか、
わたくしが大変しあわせになったのだった。それでいいのか、自分。
そして、そもそも「書く」という行為で自分が何をしたかったのか、
自分の軸が少しブレていたことにも気がついた。

わたくしがしなくてはならないのは、
某D社で担当していた農家の方々に教えてもらったいろんなことを、
誰かに伝えることである。

会の最初に某D社の社長、藤田さんが
「作家は出版記念パーティーなんてしないものです。
ってことで彼女は作家ではありません」とおっしゃったのだが、
そのとおりなのだった。

わたくしの役割は媒体であり物事をわかりやすくするフィルターである。
だから、自分で何かを生み出すのとは少し違うのだ。

そう思うとやるべきことはクリアでそのことだけを考えていればいい。
しなくてはならないことはたぶん、向こうからやってくる。
そして誰かがやってくれていることはやらなくてもいいのだ。

そう考えると自分の立ち位置が非常にニッチで、
誰もいないところにちんまりと身を置いているような気がするが、
そこで思う存分体を伸ばせているからそれはそれでしあわせなのだった。

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山形県のおきたま興農舎の新米「ササニシキ」と「つや姫」のおにぎり。
海苔は柳川の海苔屋さん「成清海苔店」の「秋芽一番摘み」焼き海苔。
たかがコメ、たかが海苔と侮るなかれ、ほんとうにおいしいものはパワフルなのだ!

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山形県東根市の奥山博さんが持ってきてくださった日本酒は、
どちらも入手するのがかなり困難な逸品でした。とくに十四代。
すげーおいしかったー。チョーしあわせの味。

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デザートの奥山さんの黄貴妃(桃)と五十嵐晴夫さんのシャインマスカット。
「これ、桃とは別物だよね」「このぶどう、どこで買えるの?」と皆さん驚いてました。
おいしいくだものの力ってすごいなーと思ったわたくし。

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誰もが驚く山藤の絶品かき氷。抹茶シロップはお店の手づくり。
氷屋さんで仕入れた氷を冷凍庫で保管しないで保冷庫で保存するのがコツ。
やわらかくてシャリシャリで口の中でほろほろと崩れて頭がキーンとならない氷。
かき氷で人が感動するのを初めて見たです。

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山藤の親方、梅田鉄哉さんとわたくし。いろいろあれこれお世話になりました。
実は某D社時代から好き勝手なこと言わせてもらっておりますが、
いつも良くしてくださったです。ありがとうございます。



皆さんからいただいたあたたかいメッセージ、
たくさんの祝福の言葉はものすごーくパワフルで
わたくしのなかは現在その「愛」で満タンである。
燃費を良くして4冊目の本を書き上げるまでがんばるのだ。

ご参加いただいた皆様、応援してくださった皆様、
わたくしにいろいろなことを教えてくれた皆様、
また、3冊の本を買ってくださった皆様、すべての方に感謝しております。

今後も粛々とやるべきことをやっていきます。
皆様ほんとうにありがとうございました。


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