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生後5週の子猫を保護したらすべき7つのこと。っつかネコバカ親体験記

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Byほんたべ

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きれいなハチワレ模様のオス猫。彼は里親さんにもらわれていきました。
性格はおっとりしており、里親さんのところでもすぐに懐いて大暴れしているとのこと。
命名・ぜんじろう もしかして『男組』の流全次郎? いや、違うか。



5月31日に生後ちょうど5週になったばかりの子猫を2匹保護しました。

拾ったのではなく、人馴れしていない授乳中の母猫から拉致しました。
一年前に家の庭に来たこの母猫を捕獲して避妊しようとトライして失敗し、結局妊娠(泣)
その責任を感じ里親探しをすることにした次第です。ううううううう。

実はわたくし、中学2年のときに野良子猫を拾って以来猫が大変とても好きですが
10数年前に保護団体から引き取った長毛種で猫アレルギーになり、それ以来猫とは疎遠にしていました。

が。

子猫が2匹、突然家に来たわけであります。しかも離乳してないヤツが。
つーことで、保護後に行った一連の作業及び調査したことがおもしろかったので
「子猫が家に来たらすべきこと」として記録しておきます。

1.ダンボール箱&トイレ&ケージを準備

保護前にダンボール箱を準備します。なぜなら野良子猫にはノミがいるからです。
どんな子猫にもいます。そして、ノミがいればノミ由来の寄生虫もいます
回虫もいたりします。つーことで、保護後はまずダンボールに隔離です。

保護した子猫を決して畳の上に放してはいけません。
ノミの卵がボロボロ落ちて猫が里子に出たあとにわたくしが食われます。
ノミに食われると腹立つほどかゆい(らしい)し、駆除も大変(らしい)から、
駆虫剤で今いるノミが落ちるまでは絶対に隔離です。

ダンボール箱は緊張している子猫の視界を隔てる&猫アレルギー対策としても有効です。
さらにノミ落ち後の子猫にはケージが必要、ということでアイリスオーヤマのケージも購入しました。
その後猫トイレとか猫タワーとかおもちゃとかバカネコ親としての猫散財が続きましたが、
この時点ではまだそうなるとは予想すらしておりません(泣)

2.獣医さんに連れて行く

保護後は速攻で獣医さんに連れて行き、ノミ・ダニ等の駆虫剤を塗ってもらいます。
とくにマダニは先日飼い猫からの汚染でお亡くなりになった方がいらっしゃるとかで、
感染症を媒介するのでおそろしいのです。

最近ではノミ・ダニ・回虫・条虫・フィラリアが駆虫できる塗布剤があります。
子猫同士が舐めてしまうと役に立たない、と言われたけど、その前に
この薬剤は子猫に対して大丈夫なのかという疑念が食材原理主義者の頭をよぎりましたが、
ノミ駆除という強い思いが優先したので気づかないふりをしました。

また、獣医さんは体重を量ってオスかメスかも見てくれるのですが、
この体重計と家のデジタルスケールの結果が30gほど違っていました。理由は不明です。
とりあえず生後5週の標準的な体重は500gだそうですが、子猫たちは380gと320g。
野良猫の子なので栄養状態が良くなかったのだと推測しました。

子猫の免疫は生後10週間ほどは母親からもらったものが生きていますが、
その後は切れるためワクチンを接種する必要があります。
しかし早く母親と離れた個体は母親(母乳)の庇護が受けられない&ストレスで
免疫の低下による猫風邪に感染するなどですぐに死んでしまうようです。

まずは体重を増やすことです。いいものを食べさせて肥育(畜産用語)です。

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保護の翌日。2匹ともダンボールにちまっと入っています。
この時点では白黒(オス)は手を入れるたびにシャーッと威嚇していましたが、
黒(メス)は最初からフレンドリーで、兄弟で全然性格が違うのがおもしろいです。


3.とりあえず排泄

生後5週間の子猫の排泄物は母猫がきれいになめ取っていますから、
子猫たちは自力で排泄することができません。

つーことで、母猫のかわりに人間がぬるま湯にひたしたティッシュペーパーで
お尻のあたりをぽんぽんとやさしく刺激しなくてはなりません。
何度やっても出なくて死んじゃうんじゃないかと心配になりましたが、深夜
わたくしの膝の上でどんだけ出るんだって量のオシッコが出ました。

ワンピースの上に広がるオシッコをのシミを見つつ「よく出たねー」とか言ってしまうわたくし。
この瞬間にわたくしはバカネコ親になったと思います。
オシッコが染み込んだティッシュペーパーを猫トイレに入れておいたら、
翌日には2匹とも準備したネコトイレに排泄していました。賢い子猫で良かったです。

4.体重測定

子猫は毎日10gから20g体重が増加します。
デジタルスケールで毎日体重を量り、減った&増えない場合は獣医さんに連れて行きます。

体重400g程度の猫は一日80~100キロカロリー程度が適正摂取量なので、
フツーのキャットフードでは栄養が足りない、なんつーことを初めて知りました。
また、中学の時拾った猫には、当初ごはんと鰹節を混ぜたものを与えていましたが、
そういう食べ物は肉食の猫には全く良くないそうです。いやはや知らんかったー。

5.敷料は3日で交換

獣医さんによると駆虫剤塗布後3日でノミの成虫はほぼ落ちるそうです。
つーことで、ダンボール箱に敷いたバスタオル・新聞紙を3日めにすべて廃棄処分しました。
敷料にはノミの成虫のみならず、サナギ、卵なども落ちています。移染にも要注意です。

猫の毛のなかにいたサナギがかえって成虫になり、再び卵を産み、
再び駆虫剤で落っこちることが予想されるため、敷料はその後3日おきに交換・廃棄しました。
ケージに移動後、一瞬ノミが落ちたらしく三箇所ほど食われましたが、
その後死ぬほど掃除し再び敷料の交換をするなどで殲滅できたようです。

6.キャットフードの安全性とか

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保護後約3週間目の子猫たち。この間二段目のケージを購入、猫タワーも購入。
この週末に白黒ちゃんはもらわれていきました。ペットロスとか巷でよく言われますが、
そんなんわたくしに限ってありえないと思っていたのは気の所為だった、
ということがよくわかりました。いやはや、2日くらい悲しかったわー。



母猫のおっぱいを飲んでたしあわせな子猫を拉致したわけですから、
ちゃんと育てないと! というプレッシャーがかかりフードを調べまくりましたら、
ヒトには使えない添加物とか肉よりも炭水化物が主原料なものが多いと知りました。

そう言えば『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』を書いているときに
遺伝子組換えトウモロコシの用途に「ペットフード」という項目がありました。
鶏肉ほかの輸入量を調べたときにも「ペットフード」という項目がありました。
ペットフードは輸入肉(クズ肉)と遺伝子組み換えトウモロコシや添加物でできているのでしょう。

むむう。

さらに、大地を守る会時代に「ジロ吉ごはん」という非常に高価なペットフードを
「これじゃなきゃダメなの」と購入する愛犬家に聞いたことを思い出しました。
昨今の室内犬は皮膚病や便秘、アレルギーなどに悩まされているそうです。
そしてその方のチワワは「ジロ吉ごはん」で便秘その他が治ったというのです。

むむう。

バカネコ親と化しつつあったわたくしですが、そこまではバカになれず、
とりいそぎ高カロリー&獣医さんオススメのロイヤルカナン(添加物BHCが入っている)、
近所のホムセンに売ってるヒルズサイエンス・ダイエットキトン(缶)ニュートロ(カリカリ)
比較的高価な(と思われる)安全性に配慮した(と思われる)子猫用フードを選択しました。

ちなみにチャオちゅーるとか食べやすそうですが、カロリーが低いので子猫には向かないそうです。

7.目ヤニ・原因不明の下痢

保護後3日めにオスのかわゆい目から目ヤニが出ているのに気づきました。
目ヤニは感染症の証拠です。猫風邪だと鼻がつまって食べなくなりあっという間に死にます。
速攻で獣医さんに行き、抗生物質の点眼薬を処方してもらいました。

また保護の翌日からメスが下痢をしていました。理由は今考えると乳糖不耐症だったのでしょうが、
(子猫は生後4週間くらいから腸の絨毛が変化しラクターゼが吸収できなくなる)
そのときはわけがわかりませんでした。

メスは食が細くそのうえ下痢。しかし元気で大暴れして体重は微増しているので静観しました。
結局ミルクをやめたら下痢も止まりましたが、心配で自分が食べられなくなり2kgほど痩せました。

まさにバカネコ親(゚∀゚)

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猫アレルギーが出たら里子に出る予定の黒猫ちゃんですが、
手放せないと思うので自らの体質を変えようと漢方医に相談することにしました。
名前は「あんこ」です。よくおしゃべりするあまえんぼ猫です。
体重の増加が白黒とちょうど一週間遅れ。メス猫って小さいのね。


追記・子猫の保護の適正期間&その後

『猫的感覚』(ジョンブラッドショー)によると、子猫が人に馴れる期間は
生後4週間から8週間の間に人と接することができたかどうかに左右されるそうです。
早ければ早いほど、つまり生後6週間よりも5週間、5週間より4週間のほうが
大きくなってから、人の膝に乗り呼ぶとこっちに来る猫になりやすいということです。

この期間を過ぎ3ヶ月も経ってしまうとそのような性質は猫から失われるとのことですから、
近所に子猫がいてミーミー鳴いていたらできるだけ早く保護するのがおすすめでしょう。
わたくしの判断は間違っていなかったとわかり、ほっとしました。

現在オス猫は里親さんにもらわれていき、メス猫が一匹で毎日大暴れしています。
猫アレルギーは出たり出なかったりですが、減感作療法的に猫と少しずつ触れあえば
微妙に良くなるのでは、と期待していますがどうでしょう。ムリか。

とりあえず、子猫とはこれほどまでに心を奪われる生きものだった、ということを再認識しました。
わたくしはこのままバカネコ親道を邁進していくことになるのでしょう。
そのうち猫タワーのでかいのとか買っちゃいそうで恐ろしいわたくしです。

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